実行委員長からの挨拶

49回全国ろうあ青年研究討論会は新潟県で開催されることになりました。32年前に両津市(現佐渡市)で開催されてから、本県では2回目の開催となります。今回の開催地である長岡市は、山、川、海など自然あふれるところであり、毎年823日には日本三大花火大会に数えられる長岡花火大会が開かれています。また、新潟県産のお米や日本酒のおいしさは全国に知られています。

さて、私たちの生活の中では聴覚障害による様々な困難がありますが、これまでのろうあ運動の先人達の根強い活動によって、運転免許の制限撤廃や職場での合理的配慮などの様々な権利を得てきました。最近では、手話言語条例制定への気運が高まり、鳥取県をはじめとして各地で制定されつつあります。また、条例に向けて準備している段階の自治体も着実に増えつつあります。

これらの先人達の活動に甘んじるのではなく、私たちも自らの手で活動を始めていくべきではないでしょうか。「青年たちよ 創始の志を胸に 夢あふれる未来へ」のテーマのもとに、この新潟で夢あふれる未来を創るために新しいことを始めてみませんか?

実行委員会ではみなさんにとって思い出に残る全青研になるよう、日々真摯に取り組んでいます。実行委員一同、長岡市でみなさんにお会いできることを楽しみにしています。

                                                   

                  第49回全国ろうあ青年研究討論会

                                                    実行委員長  目黒 健太